妊娠～予定日決定

生理予定日を過ぎても生理がこない場合には、市販の妊娠反応検査薬を使用して妊娠のチェックをしてみましょう。陽性反応が出た場合にはぜひ受診してください。当院でこのチェックをすることもできます。受診する時期は生理予定日から1-2週間経過したあたりをおすすめいたします。
この時期になると子宮の中に胎嚢（赤ちゃんが入っている袋）が見えてきますので、それを超音波で確認します。
胎嚢確認後は2週間ほどで赤ちゃんの心拍（心臓の動き）が確認できるようになります。この心臓の動きは超音波でみてわかるものです。
心拍が確認された時点で分娩をする病院の検討を始めることをおすすめします。
心拍確認からさらに2週間ほどすると赤ちゃんの頭や体がわかるようになってきます。
この頃（妊娠8～12週頃）には最終月経開始日と超音波の画像所見から出産予定日の決定をおこないます。

妊婦健診

予定日決定と同時に妊婦健診が始まります。妊娠前期検査の頃（妊娠8~12週頃）には分娩先を決めておくことが望ましいです。

(1)妊娠前期に行う検査（妊娠8週から12週の頃におこないます）
尼崎前期健診

(2)定期妊婦健診で毎回行う検査

(3)妊娠中期に行う検査（妊娠24週から28週頃に行います）

※中期検査は1時間ほどかかります。

※32週頃以降は、分娩先の病院で健診を受けていただきます。当院での最後の受診後に紹介状をお渡しいたします。