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世代別で見る女性の疾患Generation

小児~思春期Youth

思春期は初潮があり、徐々に女性ホルモンの分泌が増え、女性らしい身体になってくる時期です。
この時期はまだホルモンバランスが整わず、過度なダイエットやスポーツにより
月経不順や無月経をきたすことがあります。

代表的疾患

月経不順

初潮から2年間は月経のリズムが整わないことはよくあります。あまり神経質に考えず経過を見守りましょう。
但し、出血が何週間も続いたり、月経血が多量であるなどの異常がある場合は一度受診ください。

無月経

月経には個人差がかなりありますが、14歳を過ぎても初潮が来ない場合は一度受診をおすすめします。

にきび

思春期は、皮脂が過剰に分泌され、毛穴の部分に皮脂がたまり、アクネ菌が繁殖して炎症を起こしニキビができやすくなります。
ニキビと思っていてもマラセチアという真菌が原因の毛包炎の場合もあります。
早めに対応することで跡を残さないようにしましょう。

月経困難症

月経がはじまってからしばらくは無排卵月経のため殆ど月経痛はありません。徐々に排卵をしてくると月経痛がでたり、時には嘔吐する方もいます。漢方や鎮痛剤・超低用量ホルモン剤などで治療します。

貧血

小児期~思春期は身体を形成する時期なので成人よりも血液を必要とします。
そのため月経量が多いとすぐに貧血になってしまいます。

性成熟期Adult

女性ホルモンの分泌が活発で、仕事・家事・育児等により人生で最も忙しい時期です。
月経に伴う疾患やホルモンに依存する疾患がみられてきます。
また、子宮頸がんの好発年齢でもあります。

代表的疾患

子宮筋腫

子宮筋腫は30歳以上の女性の20-30%にみられます。過多月経や貧血、不正出血など様々な症状の原因となります。女性ホルモンによって大きくなり、閉経すると小さくなります。
子宮筋腫を根本的に治す薬はありませんが、薬で筋腫を小さくしたり症状を軽減することができます。

月経前症候群

月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。
女性ホルモンの変動が関わっていると考えられ、漢方やホルモン剤などで治療します。

子宮頸がん

子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。以前は発症のピークが40~50歳代でしたが、最近は20~30歳代の若い女性に増えてきており、30歳代後半がピークとなっています。
国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が死亡しています。初期には無症状であるため、検診が大切です。

子宮内膜症

子宮内膜またはそれに似た組織が、子宮の内側以外の場所で発生し発育する疾患です。女性ホルモンの影響で月経周期に合わせて増殖し、月経時の血液が排出されずに貯留されたり、周囲の組織と癒着をおこしてさまざまな痛みをもたらします。
また、不妊症の原因にもなり、稀に癌化することもあります。
薬や手術で治療します。

月経困難症

月経時の腹痛、腰痛、頭痛、大量出血、精神症状など月経に伴い様々な症状が出現することがあります。ホルモンの変動によるものもあれば、子宮や卵巣に疾患がある場合もありますので、受診して各個人に適した治療を行いましょう。

性感染症

性感染症とは、性行為やそれに類似した行為から感染する病気で、クラミジア、淋菌、梅毒、エイズ、性器ヘルペスなど多岐にわたり、症状も様々です。早期に治療することで他人への感染も防ぐことができます。思い当たることがあったり、異常を感じたらすぐに受診ください。

不妊

挙児希望があり、正常な性生活を行っているにも関わらず1年間妊娠しない状態を不妊といいます。

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卵巣腫瘍

卵巣腫瘍は卵巣が病的にはれる病気で、良性と悪性(がんなど)、中間群(良性と悪性の中間)があります。
卵巣は骨盤の奥にあり、腫れても気づきにくい場所にあります。
そのため卵巣腫瘍は見つけにくく、卵巣がんはsilent killer と呼ばれ、発見時は進行していることが少なくありません。
子宮がん検診のおりに、内診、超音波などでチェックすることができますので、相談してください。

更年期Menopause

閉経を迎え、女性ホルモンが低下します。
そのため様々な更年期症状が出現することがあります。
この時期は女性の体は大きく変化するので、病気の予防を心がけることが大切です。

代表的疾患

更年期障害

閉経前後になるとホットフラッシュ、めまい、関節痛、イライラ、落ち込み、倦怠感など様々な症状が現れます。
症状によりホルモン補充、漢方薬、プラセンタ注射などの治療を行います。

子宮体癌

子宮体がんは子宮の内側にある、子宮内膜から発生するがんです。いわゆる子宮頚がん検診では発見されませんが、初期から不正出血などの症状がでます。妊娠出産をしたことがない方や太っている方はリスクが上昇します。

乳がん

女性がなるがんのなかでは最も患者数が多く、いまでは女性の9人に1人が乳がんにかかります。30歳くらいから増え始め、45~49歳でピークを迎えます。
その後は少しずつ減っていきますが、高齢者にも多く、80歳を過ぎて乳がんになる人もいます。

不正出血

ホルモンバランスが不安定になることにより月経が乱れ、不正出血をきたすことがあります。

うつ

ホルモンバランスが乱れると精神的にも不安定になることがあります。

脂質代謝異常(高脂血症)

女性ホルモンには中性脂肪やコレステロールを正常に保つ働きがありますが、更年期で女性ホルモンが減ることで中性脂肪や悪玉コレステロールが増加しやすくなります。

シニア期Senior

女性ホルモンの産生が低下し、
皮膚・血管・脂質代謝・骨などに
様々な変化がみられるようになります。
加齢による変化は個人差が大きく、更年期からのヘルスケアがこの時期を左右します。
内臓機能・運動機能の両面からの予防をすることで要支援や要介護へのリスクを軽減することが重要です。

代表的疾患

おりもの異常、外陰部かゆみ

閉経すると膣のうるおいが低下することにより、雑菌が繁殖しやすくなります。そのためおりものが増えたり、外陰部に違和感を感じることがあります。

頻尿、尿漏れ

年齢を経ると様々な理由により頻尿や尿漏れが起きやすくなります。疾患に応じて治療薬や手術があります。

動脈硬化

女性ホルモンの働きが低下し脂質異常がすすむと、動脈硬化が起こりやすくなります。動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気を引き起こします。

子宮脱

子宮を支える筋膜や靭帯が緩むことで子宮が本来の位置よりも下がり、子宮の一部または全部が腟の外に出てしまう状態をいいます。出産経験の多い方や便秘、重たいものをよく持つ方に多くみられます。

骨粗しょう症

女性ホルモンが低下したことにより骨密度が低下し骨の質も劣化して骨がもろくなっていきます。当院では超音波計測で骨量を計測しております。