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〒661-0012
兵庫県尼崎市南塚口町3-4-27

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Infertility

挙児希望があり、正常な性生活を行っているにも関わらず1年間妊娠しない状態を不妊といいます。
現在はおよそ10組に1組の夫婦が不妊に悩んでいるといわれています。
加齢とともに妊娠はしにくくなりますので、お子様を考えていらっしゃるのであれば早めに受診されることをお勧めします。当院ではタイミング療法から人工授精までの一般不妊治療を行っています。
一般不妊治療では精子と卵子が自らの能力に応じ体内で受精するため、自然妊娠とほぼかわりはありません。不妊原因が特定されず、一般不妊治療を適切に行っても妊娠に至らない場合は体外受精という選択肢があります。
当院では体外受精をおこなっておりませんが、連携施設や専門施設へのご紹介も可能ですのでご相談ください。

主な初期検査費用一覧

診察費用(保険診療には毎回診察費用が算定されます)

初めての受診で受けていただきたい検査

月経の2〜5日目に実施する血液検査

月経の7〜12日目頃にお勧めさせていただく検査

排卵前に行う検査

高温期に実施する血液検査

女性の自費検査項目(検査の時期を選びません)

男性の検査(検査の時期を選びません)

男性の精液検査は『SQA』という光学ズーム付顕微鏡を搭載した自動分析装置で行っています。
従来の検査は目視で行っていましたが、受精能力に関わるSMIなど、形態や運動性能についても詳細なデータ解析が可能な装置です。

タイミング療法

タイミング療法は、一般的に最初に用いられる治療方法で不妊検査の開始と同時に医師から指導を受けることがほとんどです。粘液(おりもの)の状態や卵胞の大きさ、排卵検査薬などから排卵日を推測し、性交渉を行なったときの妊娠確率が最も高い日に夫婦生活を営んでもらう事で自然妊娠を目指す方法です。排卵を促すほか、卵子を育てる目的で排卵誘発剤の内服を併用する場合もあります。排卵障害が強い方の場合は排卵誘発の自己注射を行うこともできます。

卵胞計測は、自然周期では月1回保険診療可能で、2回目からは自費になります。
排卵誘発周期では月3回まで保険診療で卵胞計測が可能です。

人工授精

人工授精は2022年4月より保険診療の対象となりました。専用の注射器を使って濃縮した精子を子宮内へ注入し、卵子と出会う率を高める方法です。人工授精は名前から人為的に妊娠させる印象がありますが、受精は人の手を介さないため自然妊娠に近く、からだに負担をかけない治療法になります。